太陽の恩恵を受ける家をつくるために必要な考え方

2019/11/18

東南の方向は、最も太陽の恩恵を受けられる方向であるため、

この方向にリビングだったりダイニングだったり、

あるいはベッドルームを配置したいと考えることは、ごく自然な感覚です。

 

しかしながら、どんな敷地に対しても、

この考え方をストレートに表現してもいいかというとそういうわけでもなく、

現実は、敷地に合わせて柔軟に変化させなければ

むしろ暮らしにくい家をつくりあげてしまうことになります。

 

おはようございます。

THIS LIFEの原武です。

 

例えば、新しく販売された分譲地の東南角地の土地や南道路の土地を買った場合、

ストレートに東南の方向にリビングやダイニングを配置してしまうと、

ご近所さんたちから丸見えのリビングやダイニングになってしまいます。

 

そして、高いお金を出して、カーテンを設置することになった上に、

そのカーテンをずっと閉めっぱなしにしておかなくてはいけなくなってしまいます。

 

(とてもじゃないけど、一日中開けることが出来ません・・・)

 

また、よほど土地を広く買わない限り、駐車場を家の前につくることになるため、

コンクリートを打てば、真夏の暑い直射日光の照り返しが

窓を通して家の中に入ってくることになったり、

窓の前の外気温が高くなってしまうことになります。

 

では、それを避けるために、南道路以外の土地を買った場合はどうなのでしょうか?

この場合、基本的には、自分の家の南側には隣の家が建っているのですが、

多くの家が、水回りを北に配置しているため、

もしあなたがリビングやダイニングを東南の方向に配置したとしても、

周囲から見られているような感覚には陥りにくいというメリットはあります。

 

しかしながら、たいていの場合、南側の家との距離がそう遠くなく、

直射光の恩恵は、南道路に比べて激減することになってしまうため、

東南に明るくしたいリビングやダイニングを持ってきたとしても、

あまり明るくない・・・という嫌な現実に直面してしまうことになります。

 

では、一体どうすればいいのか?

 

南道路を買えば丸見えになってしまうし・・

 

それ以外の土地だと暗くなってしまうし・・

 

●解決策その1:広い土地を買う

 

これを解決するためには、

まず購入する土地の面積を大きくするという方法が考えられます。

 

広い土地を買えば、南道路の場合だと、家の真ん前にコンクリートを打つ必要もなければ、

敷地に余裕があれば、目隠しをすることが出来るし、

そうなれば丸見え感を緩和することも出来ます。

 

また、南道路以外の土地だと、南に建っている家との間の距離が遠くなり、

そこそこ太陽の恩恵を受けることが出来るようになります。

 

しかしながら、土地の面積を広げればそれに連動して土地価格が高くなってしまうし、

庭の工事費用も高くなってしまいます。

 

また、イニシャルコストだけじゃなく、

ランニングコストとなる固定資産税も高くなってしまうし、

なにより広げた庭の維持管理が大変になってしまうことも考えられます。

ですから、この解決策は、多くの方にとっては、現実的ではありません・・・

 

●解決策その2:間取りを工夫する

 

家づくりのコストを抑えながらも、太陽の光の恩恵を最大に受けようと思えば、

間取りの作り方に工夫を加えるしか方法はありません。

 

太陽の光は、直接的なものだけじゃなく、間接的なものもあります。

 

コントロールしやすいのが間接光で、コントロールしにくいのが直接光ですね。

 

そして、家の中の明るさを安定的に保つためには、

この2種類の光を使い分ける必要があるということを知っておかないといけません。

 

その上で、間取りを考えていくというわけです。

本当に、ただ寝るだけの部屋に太陽の光を一日中当て続ける必要があるのでしょうか?

 

それに対し、なぜカラッとさせたいと思っている水回りのスペースを、

どんな土地でもわざわざ暗くてジメジメしやすい北に必ず配置するのでしょうか?

 

暮らしやすい家にするためには、

あなたの頭の中に知らず知らずの間に定着してしまっている間違った当たり前を、

まずは打破しないといけません。

 

実際は、直射日光は簡単にはコントロール出来ないですし、

その恩恵をストレートに受けようとすれば、

間違いなく丸見えの暮らしにくい家が出来上がってしまうことは、

周囲の家を見渡していただければ一目瞭然で分かることです。

 

暮らしやすい家にするためには、なにが本当に正しいのか?

 

一度じっくり考えてみていただければと思います。

それでは、、、

 

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