住みにくい家をつくりあげてしまう家づくりの間違った常識

2019/11/23

住みやすい家にしたい・・と願う気持ちとは裏腹に、

実際、家を建てて住んでみると、思い描いていたのと違うかった・・・

と感じてしまう方が数多くいらっしゃいます。

 

そしてその結果、「やっぱり家は3回建てないと満足出来ないな」という結論に至ってしまいます。

 

確かに、家づくりにも予算があるので、

100%満足のいく家を建てることは難しいかもしれませんが、

家づくりをする前に、知らず知らずの間に受け入れてしまっている

間違った常識があるということさえ知ることが出来れば、

確実にその不満を大きく解消することが出来ます。

 

おはようございます。

THIS LIFEの原武です。

 

例えば、これは当たり前のことですが、

誰もが家の中は明るくしたいと思うことでしょう。

 

しかしながら、残念な事実ですが、せっかく新築したにもかかわらず、

朝からライトをつけないといけない家が数多く存在します。

 

というのも、丸見えを防ごうとして、

窓という窓全てにカーテンを付けてしまうからです。

 

明るさを優先すれば、生活を周囲の人にさらけ出してしまうことになるし・・・

 

プライバシーを優先すれば、薄暗い家になってしまうし・・・

 

実に、多くの家がこの2択のいずれかを選択せざるを得なくなってしまっています。

 

明るさとプライバシーを両立することが出来る間取りづくり。

 

これが、本当に暮らしやすい家にするためには欠かせない要素となってきます。

 

続いて、明るさと同様に、多くの家が実現出来ていないことが、風通しの良さです。

 

というのも、ほとんどの窓が、カーテンが開けられないからです・・・

 

窓にもいくつか種類があり、その窓の使い分けによって

うまく風をコントロールしましょうということを唱える識者がいますが、

これも窓が開けられることが大前提のうんちくです。

 

ご存知の通り、入口が開けられても出口が塞がっていては、

風の通り道が塞がれてしまっているわけですからね。

 

ですから、そもそも、開けられる窓をつくることが

家づくりでは非常に大切なポイントになってきます。

 

洗濯動線も、矛盾した提案を行なっている住宅会社が数多く存在します。

 

給湯器の兼ね合いもあって、キッチンと洗面を近くにレイアウトすることが

ここ最近の間取りの当たり前になっていますが、

これだけを実現しても、家事の時短も出来なければ、楽な動線が出来上がるわけではありません。

 

というのも、洗濯は洗い終わってから後の作業が重労働だからです。

 

一番大変なのは、水気を含んだ洗濯物の持ち運びです。

 

それが勝手口から出たところであれば、幾分近くではあるものの、

わざわざスリッパに履き替えて何回も出入りしないといけなくなるし、

寒い外で何分も作業しなくてはいけなくなります。

 

また、2階のベランダで洗濯を干すとなれば、

一番遠い所まで洗濯物を運搬しないといけなくなってしまいます。

 

そして、取りこんでたたんだ洗濯物を、

また1階に下ろしてこないといけなくなります。

 

これが果たして、家事動線に優れた家なのでしょうか?

 

ですから洗濯に関しては、

一連の作業全てが楽に行なえることを前提とした間取りにしなければいけないというわけです。

 

さらに、多くの方が

リビングは広くつくってスッキリとしたお洒落な空間にしたい・・

とお考えになっていると思いますが、これもその気持ちとは裏腹に、

多くの家が、入居半年後にはいつも片付かない

雑然としたモノだらけの狭苦しいリビングになってしまっています。

 

というのも、必要な場所に収納が足りないからです。

 

リビングに散らかるものは、確実に子供のモノです。

 

小さいうちは、おもちゃ、絵本、衣類であり、

就学すると、これにランドセル、学校用品、制服などが加わります。

 

これらが片付けられるところを間違いなく1階につくらないと、

あっという間にリビングは散らかり放題になってしまいます。

 

ただ、収納を多くつくれば、それに連動して面積が増えることになるので、

家のコストが上がってしまうことになります。

 

ですから、コストを上げずに、この散らかりを解決するためにはどうすればいいのか?を間取りづくりでは考える必要があるんですよね。

 

いかがですか?

今回は、4つのポイントについてお伝えさせていただきましたが、

まだまだ他にもあるので、

この続きはまた次回お伝えさせていただきたいと思います。

それでは、、、

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