STAFF BLOG 「寝室の適切な広さとは?」

2022/11/22

いつもTHISLIFEのサイトをご覧いただきありがとうございます。

 

住宅展示場に行くと、

リビングはもちろん、

寝室もかなりゆったりとつくられているし、

普通に建てられているお家でも、

寝室🛌は子供部屋👧👧よりも広めにつくられるのが一般的です。

 

それゆえ、家🏠を建てるにあたって

いくつか家を見て回っているうちに、

 

「どのお家も、

寝室は広めに設計されている」

「寝室は広めなのが普通なんだな」

「寝室は広めがいいんだな」

「我が家も寝室は広めにしておこう」

 

となり、自然とゆったりとした

寝室をつくることになります。

 

しかし、家の床面積が増えれば

家のコストも高くなってしまうので、

出来れば大きくする必要がない場所は、

最小限のサイズでつくるべきではないでしょうか。

 

例えば、寝室で多いのが10帖という広さですが、

そもそもこの広さがいったいどれくらいなのか

ご存知でしょうか?

 

感覚的にどれくらいとかじゃなく、

縦横それぞれ何cmずつあるのか

知っているかどうかということです。

 

10帖という広さは、

長手方向の有効寸法が4m42cmで、

短手方向の有効寸法が3m51cmなのですが、

これを知った上で考えていただきたいことが、

この部屋には一体何を置く予定なのかということです。

 

シングルベッドを2台並べるのか?

それともクイーンサイズのベッドが1台なのか?

それともダブルベッドを2台並べるのか?

それともベッドは置かず布団を敷いて寝るのか?

 

そして、もしベッドを置くとしたら、

それぞれのベッドのサイズを知っておくことも重要です。

 

一般的なサイズとしては、

シングルベッド=幅90cm、

セミダブルベッド=幅120cm、

ダブルベッド=幅140cm、

クイーンベッド=幅180cm、

といったところでしょうか。

(長さは全て2mぐらいです)

 

では、これらを踏まえた上で、

あなたはどのベッドを何台置く予定でしょうか?

 

ここで、仮にダブルベッドを

2台並べて置くとして考えてみると、

ベッドが占有するスペースは、

140cm×2台=2m80cmとなり、

どちらも長さは2mなので、

4m42cmー2m80cm=1m62cm、

3m51cmー2m=1m51cmとなり、

かなりの余白が部屋に出来ることになります。

 

では、寝室に隣接して

広々したウォークインクローゼットを

つくっていると仮定して考え、

そこに衣類も布団も雑貨も全て片付けられるとしたら、

あなたはベッド以外寝室に置くものはあるのでしょうか?

 

タンス?

おそらく持ち込まない人が多いだろうし、

持ち込んだとしても、

ウォークインクローゼットの中に

納めるよう設計しますよね?

 

ドレッサー?

おそらく化粧も洗面かリビングでするので、

これもいらないですよね?

だとしたら、リビングや洗面に

それらを片付ける場所を確保しておく方が大事ですよね?

 

テレビ?

スマホを持つのが当たり前の今、

テレビも寝室には必要ないですよね?

そして、仮に必要だとしても、

壁掛けにすれば全く場所をとらないですよね?

 

そんなこんなで、

寝室は10帖も必要なく、

もっと削ることが出来るというわけですね。

たとえダブルベッドを2台並べて置くとしても、です。

この部屋は、文字通り寝るだけの部屋なので、

寝ている時間以外ここで過ごすことがないでしょうしね。

 

福岡久留米佐賀戸建て注文住宅THISLIFE寝室施工事例の画像

THISLIFEの寝室施工事例

 

仮に、6帖にすることが出来れば、

4帖(=2坪)家を小さくすることが出来るため、

平屋なら約120万円、2階建てなら約100万円、

これだけで建築コストをカットすることが出来ます。

 

もちろん、資金的にゆとりがあり、

どうしても寝室は広いほうがいいということであれば、

もちろんそちらを実現していいと思います!

 

でも、この浮いたお金分予算が削れるとしたら、

これを家以外の何かに使うことが出来るし、

あるいは、この浮いたお金を

グレードアップや本当はやりたかったこと

(漆喰壁や塗り外壁、ステンレスキッチンなど)

に使うことが出来ます。

 

なので、たとえ他のみんなが、

当たり前にように広々と寝室をつくっていたとしても、

あなたにとってそれは必要ないと思ったら、

そんなの気にせず必要な広さでつくってもらえたらと思います。

 

今回は、寝室に集中して話をさせていただきました。

ぜひ、参考にしてください!

それでは、、、

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