STAFF BLOG「白をベースにする理由とその合わせ技」

2024/02/09

「白」という色は、

「熱を吸収しにくい」ことと

「光を反射しやすい」という

特徴を持っていることから、

弊社では「白」を外壁と内装の

メインカラーとして使用しています。

 

熱を吸収しにくい「白」を外壁に使えば、

家の中が暑くなりにくいし、

光を反射しやすい「白」を室内の壁と天井に使えば、

光が家全体に拡散しやすく家が明るくなりやすいからです。

 

とはいえ、ただ単に「白」を外壁に使えば

それだけで快適性が増すわけではなく、

それに加えて良い断熱材を使うという合わせ技が大事なように、

室内とて、ただ単に「白」をメインに使えばそれだけで

家が明るくなるわけではないので、

今回は、どんな土地でも明るい家を実現するための

合わせ技についてお伝えしつつ、

最後に内装を「白」でまとめている

もう1つの理由についてお伝えしていきたいと思います。

 

こんばんは。

今村優太です。

 

では、まずはどんな土地でも

明るい家を実現するための

合わせ技についてから。

 

✔️カーテンがいらない家にする

 

壁や天井で光を拡散するためには、

そもそも家の中に光を入れないといけません。

ゆえ、窓をつくるわけですが、

設計の時に熟考しないといけないのが

この窓のつくり方です。

 

というのも、闇雲に窓をたくさんつくっても

カーテンがセットになって

ひっついてくるような窓ばかりでは、

充分な光が家の中に入ってこないからです。

 

ゆえ、弊社では基本カーテンがいらない窓しか

つくらないようにしているのですが、

この合わせ技をやった結果、

たっぷりと室内に光が入ってくると同時に、

窓の数が減りその分コストが削減出来るし、

さらにカーテンもいらないので、

もっとコストを削減することが出来ます。

 

また昼間から照明をつける必要もなくなるので、

高騰していく電気代も削減することが出来ます。

(曇りの日でも必要ないレベルです)

 

✔️ハイサッシを使う

 

そして、窓に関するもう1つの工夫は、

光をたっぷりと採り込みたい窓は

天井まで高さがあるサイズのものを使うということです。

 

つまり、一般的に使われている

窓の高さは2mですが、

2mは使わず天井と同じ高さの

m40cmを使うということですね。

 

わずかこれだけのことですが、

これだけでも窓から入ってくる

光の量が格段に変わります。

 

というわけで、

カーテンがいらない窓にしつつ

メインで光を入れる窓をハイサッシにする、

という合わせ技をすることで、

「白」による光の拡散効果を

最大限に高めているというわけですね。

 

では最後に、

「白」を内装のメインカラーとして使っている理由、

もっと言うと内装をシンプルにしている理由について

お伝えしていきたいと思います。

 

✔️内装をシンプルにする理由

 

それは、いざ生活しだすと、

家の中がたくさんの色で氾濫することになるからです。

 

つまり、ただでさえ

いろんな色で氾濫することになるのに、

その下地となる内装にまで

色をたくさん使い過ぎてしまうと、

家の中がゴチャゴチャし過ぎて

リラックスした状態で

過ごしにくくなってしまうからですね。

 

ゆえ、弊社では

基本壁と天井の色を「白」にすると共に、

室内ドアの色も「白」にし、

かつ、そのほかの様々な部材も

「白」にしているというわけですね。

 

いわば、家具や雑貨、そして生活用品などが

そこに加わることを前提として

家をコーディネイトしているという感じでしょうか。

 

確かに、白を基調とした

色をほとんど使っていない室内は、

なんだか病院を連想させそうだし、

味気なく物足りない感じがしてしまうかもしれません。

 

しかし、大切なことは、

全てのアイテムが揃った時、

その空間がどうなるかじゃないかな?

と個人的には思っています。

 

なので、これから家を建てようとお考えの方は、

こういった考え方があることも

ぜひ知っておいていただければと思います。

 

それでは、、、

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