2022/03/24
家を建てるんだったら、
小さくてもいいから絶対に庭が欲しい~って、
思いますよね?
庭があれば自然を感じることが出来るし、
子供たちを思いっきり遊ばせてやれるし、
みんなでワイワイバーベキュー出来そうですしね。
ましてや、今回のコロナをきっかけに、
自宅で過ごす時間が増えたので、
庭の役割というか意義が、
ますます大切なものになったのではないでしょうか?
このように暮らしの質を高める鍵を握っている
と言っても過言ではないお庭ですが、
気を付けなければいけないことが「コスト」です。
想像している以上に工事費用が高いからです。
通説としては、50坪の土地でも
150万円~200万円くらいはかかるってところでしょうか。
つまり、一般的には
概ね土地の坪数×3~4万円ぐらいかかってしまうのですが、
ここからは、そうなってしまう理由について
お伝えしていきたいと思います。
□理由1:防犯を強化しないといけないから
まず1つ目の理由がこれです。
ほとんどの家が外から家の中が丸見えだし、
ほとんどの家が窓を見ただけで
間取りが分かってしまうからです。
それゆえ、隣との境界に、
ガッツリ塀を立てなくてはいけなくなります。
また、外からの視線を遮断出来るように
目隠しや植栽をしなくてはいけなくなります。
□理由2:家を引き立てないといけないから
2つ目の理由がこれです。
窓がたくさんある普通の家は、
庭の装飾にそれなりに手を加えないと、
垢抜けしないダサい家になるからです。
それゆえ、塀をウッドフェンスにすることで、
オシャレさを演出したりだとか、
玄関までのアプローチにこだわりつつ
お洒落な門柱をつくるだとか、
ウッドデッキの向こうに芝を敷き詰めたりだとか、
とにかくお金をかけて工夫せざるを得ないというわけです。
□理由3:土地が余り過ぎるから
3つ目の理由がこれです。
庭を広くつくりたいからなのか、
土地の広さに関係なく
2階建てを建ててしまうからなのか、
それは分かりませんが、
敷地に余白をつくり過ぎるのも、
庭代が高くなる原因となります。
また、むやみやたらと広い土地を買ってしまうのも、
塀の距離が長くなるとともに工事面積も広げてしまうため、
庭代を高くする大きな原因となります。
□この3つの解決が庭代を安くする!
以上の3つの理由から、
庭代が高くなってしまうのですが、
逆に言うと以上の3つの問題を解決すれば、
庭代を安く抑えることが出来ます。
つまり、塀に頼らなくても、
また目隠しや植栽に頼らなくても、
防犯性が高い家にしつつ、
引き立てる必要がないぐらい
家そのものをカッコよく仕上げる。
そして、余白が出来るような広い土地は買わず、
かつ、敷地に余白を残さないように家を建てる、
ということです。
この3つの問題を解決しつつ、
プライバシーが担保された庭をつくることが出来れば、
庭代を坪1万円ぐらいまで抑えることが出来ます。
つまり100万円~150万円ほど抑えられるというわけですね。
けっこう馬鹿に出来ない金額でしょ?
ということで、庭の工事費用は、
土地の選び方や家の建て方によって
大きく違ってくるということも、
頭の片隅に置きながら
家づくりをしていただければと思います。
それでは、、、