使いやすく片付けやすい収納のつくり方

2020/04/09

掃除の手間をカットするためには、

出来るだけ片付けがしやすい家にしなければいけません。

 

片付けしやすく、

いつもスッキリと片付いていれば、

いちいち溢れたモノを除けながら掃除機をかけたり、

拭き掃除をする必要がなくなり、

その分の手間がカット出来るからです。

 

では、片付けやすくいつもスッキリした家にするためには、

一体どのようにすればいいのでしょうか?

 

これには2つの秘訣があるので、

まず1つ目の秘訣について今回はお伝えさせていただきますね。

 

管理しやすい収納をつくる

 

アパートやマンションも同じですが、

家の収納の多くが奥行き深くつくられています。

 

しかしながら、奥行きが深い収納は、

実際に使える深さが80cmぐらいあるのですが、

日用品や薬、郵便物や書類、といった

小物の置き場となるLDKなどに、

このような奥行きが深い収納をつくってしまうと、

どこになにを置いたかが分からなくなったり、

そうなれば同じモノを再び買ってしまうという

事態を引き起こしやすくなります。

 

収納の奥の方に置いた

収納ボックスなどの手前の空いたスペースに、

とりあえずちょっとだけモノを置いておこうと、

どんどん色んなモノを置いてしまい、

結果、奥に置いてあるものが隠れてしまうからです。

 

また、そういった奥行きが深い収納を

あちこちにつくってしまうのも、

モノの在処が分かりづらくなってしまう原因となります。

 

収納をあちこちに分散してつくってしまうと、

無意識のうちに所定の位置ではない、

別の場所に置いてしまうからです。

 

結果、どんどんモノが増えていき、

それらを置く場所がさらに必要になり、

“うちの家は収納不足だから全然片付かない・・・”

というスパイラルに陥っていってしまいます。

 

もちろん、モノが溢れることにより、

どんどん片付かない家になっていくだけじゃなく、

無駄な出費までしてしまっているわけなんですけどね。

 

管理しやすい収納とは?

 

人間は単純な生き物なので、複雑になればなるほど、

脳がその情報を処理出来なくなっていってしまいます。

 

つまり、モノが増えれば増えるほど、

管理出来なくなっていってしまうというわけですね(笑)

 

それゆえ、まずは無駄にモノが増えていってしまうような

収納をつくらないことが大切となります。

 

そのためには、細かいモノが多くなる1階に、

奥行きが深い収納をつくらないようにしなければいけません。

 

そして、その代わりに、

奥行きがちょうどいい収納をつくるようにすべきです。

 

壁を上手く利用することによって、

奥行きが浅めの収納に、

より多くの棚をつくることが出来れば、

ゆとりをもってモノを置くことが出来ると同時に、

モノが隠れてしまうことがなくなるため、

ずいぶんと持ち物が管理しやすくなるのではないでしょうか?

 

家が片付けやすいかどうかは、

家の大きさや収納の多さに比例するものではなく、

いかに、管理しやすい収納をつくることが出来たのか?

ということに左右されます。

 

ですから、無駄に床面積とコストが上がってしまう

奥行きが深い収納をつくらず、

壁を上手く利用した管理しやすい収納を

つくることを心がけていただければと思います。

 

では次回は、片付けやすい家にするために、

もう1つ必要な要素についてお伝えしていきたいと思います。

それでは、、、

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