南向きという固定概念

2022/08/09

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今回のテーマは、「南向きという固定概念」

 

家づくりをするにあたって、リビングを含めた居室は

「出来るだけ日当たりを良くしたい」とお考えになると思います。

 

そして、そうするために

誰もが日当たりが良い土地を買おうとします。

 

しかし、現実は土地の日当たりの良さと

家の明るさや快適性には大して相関関係がありません。

 

いや、むしろ土地の日当たりの良さが

かえって家の快適性を損なう傾向があるのではないでしょうか?

 

 

例えば、あなたが日当たりの良い

南向きの土地を買ったとしたら、

あなたは家を建てるにあたって

一体どのような希望を住宅会社に伝えるでしょうか?

 

おそらく大体の方が

出来るだけ全ての部屋を南向きにして欲しいとお伝えになると思います。

 

せっかく高いお金を出して

日当たりが良い土地を買ったわけですからね。

その恩恵を最大限に受けたいというのが当たり前の感情だと思います。

 

しかし、日当たりが良い土地は

そこに大きな落とし穴があります。

 

✔︎暮らしている姿を想像していますか?

 

南向きの土地に

南向きの部屋をたくさんつくり

かつ大きな南向きの窓をつくった場合、

そこからはたくさんの光が入ると同時に

たくさんの視線も入ってくることになります。

 

となると、その窓には視線を遮るための

カーテンが必需品となります。

そして、カーテンによって

光を遮断してしまうことになります。

 

また、視線が気になるお家は

防犯的にも不安を抱えることになります。

外から見たら間取りも分かってしまうし、

夜になると、照明によってどこに居るのかまで分かってしまうからです。

 

となると、防犯強化のために

シャッターもつけざるを得なくなります。

シャッターをつけておけば、台風の時に何か飛んできた時も

窓が割れるのを防止出来るので一石二鳥ですしね。

 

そして、南から容赦なく差し込む

直射日光の眩しさや暑さを緩和するために、

カーテンどころかシャッターまで閉めっぱなしにしてしまうことになります。

 

さて、このお家は本当に明るくて快適な住まいなのでしょうか?

 

ですよね。100%違いますよね💦

 

だって、カーテンが開けられないということは、

そこに壁があるのと同じと言っても過言じゃないし、

さらにシャッターまで閉めてしまうと、もはや何のためにそこに窓をつくったのか、

その意味すら無くなっちゃいますからね。

 

実に多くの方が

このジレンマの中で暮らしているのですが、

この原因は、確実に

「南向きに部屋をつくらなければいけない」

という思い込みです。

 

確かに、寝ている時間以外の

全ての時間を過ごすことになるリビングは

日当たりがいい南向きで窓をつくるのが理想的です。

 

しかし、明るさと快適性を担保するためには、

それに加えてプライバシーも担保しなければいけません。

 

逆に言うと、

プライバシーが担保されてない状態で

どれだけたくさん南向きの窓をつくってもそれは意味がないということです。

 

なので、家づくりをする時には、

部屋の位置をどこにするのかまで指定しないように気をつけていただければと思います。

 

リビングを南向きにつくることは大切ですが、

リビングの配置は、

その土地の環境に合わせながら決めないと、

プライバシーと明るさ・快適性が両立した

リビングをつくることが出来ないので。

 

 

そして、土地選びにおいても、

決して南向きだけにこだわらないように

していただければと思います。

南向きの土地は価格も相対的に高く設定されていますしね。

 

では、次回は南向きの土地について

コスト面にもう少し突っ込んで

お伝えしていきたいと思います。

 

それでは、、、

 

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